FUGO Ver.2019.4.26.9 を公開いたしました。 FUGO Premium版のオプション機能 FUGO.rewrite, FUGO.seisyoについてもアップデートを行っております。
FUGOのバージョンアップ内容
新たな機能の追加
ワークフローガイド (プレビュー版)
※ 現在、プレビュー版です。今後、大きく仕様が変更される可能性があります。
「ワークフローガイド」機能。明細書の作成フローに沿って、FUGOのチェック・作成支援機能の一覧が表示されます。各チェック機能を呼び出すとチェックマークが表示されるため、チェック機能のチェックリストとしてもお使いいただけます。
「ワークフローガイド」は、特許明細書の作成段階(たとえば、クレームを作成している段階・クレームが完成し、明細書を記載している段階・最後に要約書を記載する段階、など)に合わせて、適切なFUGOのチェック機能・作成支援機能のご利用をサポートする機能となります。
呼び出し方は、画面上部の「ワークフローガイド」ボタンをクリックするだけです。画面中央付近に、ワークフローガイドのウィンドウが表示されます。ウィンドウサイズ・位置は変更可能ですので、適宜変更してください。
ウィンドウには、特許明細書の作成段階ごとに利用可能なFUGOの機能を呼び出すボタンをまとめて表示しています。これらのボタンは、作成手順に合わせて上から順に表示しています。
表示されるボタンのうちチェック機能を示すボタンについては、クリックすると、左側にチェックマークが表示されるとともに、ボタンが緑色に変わります。明細書作成段階において、必要なチェックを実行したかの確認の目安にご利用ください。
要約書の雛形(たたき台)生成機能
Premium版のみ有効
請求項1の記載、および明細書の記載をもとに、要約書の雛形(たたき台)を生成する機能を追加いたしました。
明細書の記載をもとに要約書の雛形(たたき台)を生成します。
この機能は、ワークフローガイド中のボタンから、呼び出すことができます。生成された雛形はクリップボードにコピーされます。適宜、貼り付けてご利用ください。
改善
各種プラグイン機能の操作性改善
Premium版のみ有効
全てのプラグインのチェック結果のリストにおいて、右クリックした際に、FUGO.rewriteによる明細書の修正支援機能を利用できるようになりました。
これにより、各種プラグインのチェック結果リストのいずれにおいても、
1.修正したい項目を右クリック
2.メニューから「~を表示」を選択
の操作で、明細書を表示したWord上に、該当箇所が表示されます。
プラグインの【符号の説明】における符号表のチェック結果から、【符号の説明】を表示機能を選択した場合、Word上で【符号の説明】が表示され、該当箇所(修正したい箇所)がハイライトされます
これにより、FUGOの画面右側に表示されるチェック結果リスト、およびプラグインのチェック結果リストのいずれにおいても、「修正したい場合は、リスト上の項目を右クリックする」という共通の操作で、FUGOのチェック結果から、Word上の修正箇所に即座にアクセスできます。
Windows7以降をご利用の場合、特許明細書を表示したWordとFUGOとを左右に割りふって表示しておくと、スムーズに修正作業を行って頂けます。
参考URL: [FAQ番号:028823]複数のウィンドウを並べて表示する(Windows 10)|FAQ Search|エプソンダイレクト
日本語:クレームにおける「前記」の記載チェック精度の改善
クレーム中に「前記前側の」という記載が含まれている場合に、要件として「前」 が表示されてしまう不具合を修正しました。その他、要件の抽出精度を改善しています。
英語:サポート要件の判定精度の改善
サポート要件判定時における、特許明細書の記載箇所の判定アルゴリズムを改善いたしました。
今回の改善により、英文明細書の記載のばらつきの影響を抑え、より汎用的にサポート要件の判定ができるようになりました。
不具合の修正
「スマート一括置換」機能の表示不具合の修正
PC環境によって、初期状態で「プレビュー」ボタンなどが隠れてしまう表示の不具合を修正しました。
FUGO.rewriteを用いたチェック実行時に発生する不具合の修正
FUGO.rewriteを用いたチェック実行時(FUGO.rewriteのFUGOでチェックボタンをクリックした場合)に、段落番号チェックダイアログを表示したままにするとエラーが出る不具合を修正しました。
※ この修正に伴い、下記の仕様変更を行っています。
•従来:
◦段落番号チェックダイアログが表示されると、チェック処理が中断される
•修正後:
◦段落番号チェックダイアログが表示されても、チェック処理を続行する
FUGO.rewrite のバージョンアップ内容
不具合の修正
FUGO.rewriteの機能が使えなくなる不具合の修正
「スマート一括置換」や「バルク置換」機能を使った後、FUGO.rewriteの各種機能(上記置換機能のほか、段落ジャンプ機能など)が使えなくなる不具合を修正しました。
特殊な条件下でFUGO.rewriteが使えなくなる不具合の修正
すでにWordを立ち上げている場合で、他のアプリケーションなどを経由してWordを起動した場合に、いずれかのWordを閉じると、以降FUGO.rewriteが使えなくなる不具合を修正しました。
FUGO.seisyo β バージョンアップ内容
新たな機能の追加
「特許明細書の雛形を作成」機能の追加
従来の「特許請求の範囲の作成」機能と「解決手段の作成」機能とを統合しました。
クレーム表の記載内容をもとに生成した特許請求の範囲や解決手段などを組み込んだ状態の明細書の雛形を生成します。
この機能で作成する明細書の雛形(テンプレート)は、「設定」からお好みで文言を調整・変更できます。
既存機能の改良
インデントを自動で処理する機能の追加
クレーム表内で、行頭に空白を挿入しようとして自動インデントが設定されているケースでも、クレーム表の記載(見た目)通りに、先頭に空白を挿入した状態でクレームが生成されるようにしました。
アドインを追加しても、Wordの起動速度が低下しないように
FUGO.seisyoアドインをインストールしても、Wordの起動が遅くならないように調整を加えました。
不具合の修正
解決手段が意図した通りに作成されない不具合の修正
「設定」で設定したテンプレートの内容の通り【課題を解決するための手段】が生成されるようにしました。
この不具合修正に伴い、テンプレートの記載方法が従来と互換性のない形式に変更いたしております。お手数おかけいたしますが、1度、設定を見直して頂きますようよろしくお願いいたします。
※ 【課題の解決手段】のテンプレート内で用いる特殊文字({Context}や{Text}など)にご注意下さい。従来のバージョンから変更したため、従来のテンプレート設定では正しく雛形が生成されません。
ダウンロード
設定で「常に最新版の情報を配信」を選択している場合、FUGOは自動的にアップデートされます。
手動でアップデートを行う場合、製品ページより最新版をダウンロードの上、上書きインストールしてください。
FUGO.rewriteは、下記よりダウンロードをお願い致します。(通常、自動的にアップデートされます)