FUGO Ver.2019.4.5.0 を公開いたしました。
今回のアップデートでは、新機能「ワークフローガイド」を追加しました。他、機能の改善や不具合の修正などを行っております。
FUGOのバージョンアップ内容
新たな機能の追加
ワークフローガイド (プレビュー版)
※ 現在、プレビュー版です。今後、大きく仕様が変更される可能性があります。
「ワークフローガイド」は、特許明細書の作成段階(たとえば、クレームを作成している段階・クレームが完成し、明細書を記載している段階・最後に要約書を記載する段階、など)に合わせて、適切なFUGOのチェック機能・作成支援機能のご利用をサポートする機能となります。
呼び出し方は、画面上部の「ワークフローガイド」ボタンをクリックするだけです。画面中央付近に、ワークフローガイドのウィンドウが表示されます。ウィンドウサイズ・位置は変更可能ですので、適宜変更してください。
ウィンドウには、特許明細書の作成段階ごとに利用可能なFUGOの機能を呼び出すボタンをまとめて表示しています。これらのボタンは、作成手順に合わせて上から順に表示しています。
表示されるボタンのうちチェック機能を示すボタンについては、クリックすると、左側にチェックマークが表示されるとともに、ボタンが緑色に変わります。明細書作成段階において、必要なチェックを実行したかの確認の目安にご利用ください。
要約書の雛形(たたき台)生成機能
Premium版のみ有効
請求項1の記載、および明細書の記載をもとに、要約書の雛形(たたき台)を生成する機能を追加いたしました。
この機能は、ワークフローガイド中のボタンから、呼び出すことができます。生成された雛形はクリップボードにコピーされます。適宜、貼り付けてご利用ください。
改善
各種プラグイン機能の操作性改善
Premium版のみ有効
全てのプラグインのチェック結果のリストにおいて、右クリックした際に、FUGO.rewriteによる明細書の修正支援機能を利用できるようになりました。
これにより、各種プラグインのチェック結果リストのいずれにおいても、
- 修正したい項目を右クリック
- メニューから「~を表示」を選択
の操作で、明細書を表示したWord上に、該当箇所が表示されます。
これにより、FUGOの画面右側に表示されるチェック結果リスト、およびプラグインのチェック結果リストのいずれにおいても、「修正したい場合は、リスト上の項目を右クリックする」という共通の操作で、FUGOのチェック結果から、Word上の修正箇所に即座にアクセスできます。
Windows7以降をご利用の場合、特許明細書を表示したWordとFUGOとを左右に割りふって表示しておくと、スムーズに修正作業を行って頂けます。
参考URL: [FAQ番号:028823]複数のウィンドウを並べて表示する(Windows 10)|FAQ Search|エプソンダイレクト
日本語:クレームにおける「前記」の記載チェック精度の改善
クレーム中に「前記前側の」という記載が含まれている場合に、要件として「前」 が表示されてしまう不具合を修正しました。その他、要件の抽出精度を改善しています。
英語:サポート要件の判定精度の改善
サポート要件判定時における、特許明細書の記載箇所の判定アルゴリズムを改善いたしました。
今回の改善により、英文明細書の記載のばらつきの影響を抑え、より汎用的にサポート要件の判定ができるようになりました。
ダウンロード
設定で「常に最新版の情報を配信」を選択している場合、FUGOは自動的にアップデートされます。
手動でアップデートを行う場合、製品ページより最新版をダウンロードの上、上書きインストールしてください。