FUGO Ver.3.1.8を公開いたしました。
今回のアップデート内容は、
- 自動読み込み機能のON/OFFを手軽に
- Ver.3.1.0での不具合修正
- 符号の抽出精度改善
となります。
目次
改善点
クリップボードからの自動読み込み機能のON/OFFをより手軽に
通常、FUGOはクリップボードに特許明細書のテキストがコピーされると、自動的に当該テキストのチェックを実行する仕様です。
この仕様のため、FUGOを起動した状態で特許明細書を作成している際、例えば、参考となる別の特許明細書をコピーした場合に不必要なチェック処理が実行されます。
この問題への対策として、従来より、FUGOの設定で、クリップボードから自動で取り込む機能のON/OFFが可能となっています。
今回のバージョンアップでは、FUGOのメイン画面上からより手軽にON/OFFを切り替えられるようになりました。
具体的には、「強制的にチェック」ボタンのサイドに有る「▼」ボタンをクリックすると開くメニュー内でON/OFFを切り替えることができるようになっています。
Ver.3.1.0での不具合修正
Ver.3.1.0で発生していた下記不具合を修正しています。
- 1度チェックを実行すると「プラグイン」メニューが使用不能となる不具合
- 1度チェックを実行すると、クリップボードから自動で読み込まれなくなる不具合
符号抽出精度の改善
ひらがなを含む符号の名称の検出精度を改善しました。
ダウンロード
下記FUGO ダウンロードページよりお願い致します。
注意点;必須コンポーネントのバージョンアップのお願い
従来は、Windows Vista以降であればデフォルトの状態で利用可能*1でしたが、
Ver.3.1.0より、.NET Framework 4.6.2以上が必要となります。
(Windows 10 Anniversary Update以降ではデフォルト状態でインストールされております。)
Windows 7, 8をご利用の場合は、Microsoft社の公式ページより.NET Framework 4.6.2または最新版(4.7)をインストール頂きますようよろしくお願いします。
必要コンポーネントを.NET Framework 3.5から.NET Framework 4.6.2へのアップグレードを機に、今後ますますのFUGOの機能拡張を計っていく予定です。
お手数おかけいたしますが、何卒ご協力とご理解の程よろしくお願いいたします。
.NET Framework 4.6.2がインストール出来ない場合
社内ポリシーなどにより、.NET Framework 4.6.2のインストールが不可能な場合、下記問い合わせページより一度ご相談ください。
*1:内部的には.NET Framework 3.5を利用していました