本日、FUGO Ver.2.9.98を公開いたしました。
今回のアップデートでは、既存機能の改良を施しています。
改善点
「符号抜け」のチェック結果がより見やすく
以下のように、抜けている符号の候補がまとめて表示されるように改良しました。
たとえば、特許明細書中で「ネジ」に対して符号1及び3が、「ボルト」に符号2が割り当てられている場合、
従来は、「ネジ」に対して符号が抜けていると、下表のように符号毎に別々の行に表示されていました。
符号 | 符号の名称 |
---|---|
1 | ネジ |
2 | ボルト |
3 | ネジ |
この場合、明細書中で符号が抜けている「ネジ」が複数行にわたって表示されてしまっておりました。
今回の改良で、名称に対して振るべき符号がまとめて表示されるため、チェック結果が見やすくなったことに加えて、どの符号を振るべきかを考える際にもお役に立てるかと思います。
プラグイン『【特許請求の範囲】における符号表』のチェック結果がさらに細かく
以下のように、特許請求の範囲における符号表のチェック結果の表示を改良いたしました。
具体的には、従来、一行全体を赤色で表示していた『同一符号に対して"異なる名称"が割り当てられていること』を示す場合には、
同じ符号に対して異なる名称が割り当てられている事が目立つように、1列目(符号)と2列目(名称)のみを赤色で表示するようにしました。
また新たに、特許請求の範囲での名称と、特許明細書の実施形態中での名称とが異なっている場合に、2列目と3列目(名称の箇所)を青色で表示するようにしております。
ダウンロード
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