FUGO News

特許明細書チェックソフト FUGO に関する最新情報をお届けいたします

FUGO Ver.2.8.0公開; チェック速度を大幅に改善

基本機能に加えて、プラグイン機能まで、すべてのチェックを実行しても
チェックに係る待ち時間が、感じられないほどに短くなりました。

【概要】

久々の大型アップデートとなるFUGO Ver.2.8.0を公開いたしました。

FUGOプログラム内部の処理の抜本的な見直し及び作り変えにより、従来、20秒かかっていたような重いチェック処理でも、1~2秒で完了する(※)までに高速化しております。

(※ FUGO開発用PCにおいて、全20ページの自動車関係の公開公報に対して、プラグイン機能をすべて有効にした状態でチェックを実行した際の実測値になります。)

主な変更点

  • チェック速度の大幅改善
  • サポート要件のチェックをデフォルト機能に
  • セーフモードの実装
  • .NET Framework3.5がインストールされていない環境でも起動可能に
  • 検索ボックスにおいて、文字変換中にenterを押すと検索が実行されていた問題の解消

【変更点詳細】

サポート要件のチェックをデフォルト機能に

「クレーム」タブの横に、「サポート要件」タブを追加しています。
これに伴い、プラグインのメニューからは「サポート要件のチェック」は無くしております。

セーフモードの実装

キーボードの[Control]キーを押しながら、FUGOを起動することで、設定ファイルを初期化(※)できるようになりました。
「原因が良くわからないが、FUGOが起動しない」といった場合にご利用ください。

※ 辞書ファイルは初期化されません。ウィンドウの配置場所や、起動するプラグインの情報が初期化されます。

.NET Framework3.5がインストールされていない環境でも起動可能に

具体的には、標準状態で.NET Framework4.0 / 4.5がインストールされているWindows8で、追加のインストールなしに、FUGOをご利用いただけるようになりました。

厳密には、.NET Framework4.0以上のみインストールされた環境でも起動可能となっております。.NET FrameworkのインストールされていないWindows XPなどでは起動はできません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

検索ボックスにおいて、文字変換中にenterを押すと検索が実行されていた問題の解消

タイトルのとおりです。

【その他の参考情報】

【今までの変更点に関する解説記事一覧】

FUGO Ver.2.7.0 での変更点 : 段落番号・請求項番号のチェック

最初に

FUGO がVer.2.7.0となり、基本機能は今まで通りに踏襲しつつも、少なからず仕様が変わっております。Ver.2.7.0での変更点は下記リリース時の記事に箇条書きしてみたのですが、文字ばかりで分かりにくいかと思われますので、変更点を個別に解説したいと思います。

段落番号のチェック&請求項番号のチェック

Ver.2.7.0 から、「画面下部」に段落番号・請求項番号のエラー表示を行うように変えております。


段落番号請求項番号に問題がある場合、 "赤文字" でその旨が表示されます。)

また、表示された"赤文字" をクリックすると、ポップアップウィンドウで、問題の詳細が表示されるようにしています。