FUGO News

特許明細書チェックソフト FUGO に関する最新情報をお届けいたします

FUGO Ver.2.4.71

ダウンロードは、FUGO公式ページよりお願い致します。

今回のバージョンアップでは、主に、英文明細書のチェック能力を強化しています。
これにより、PCT出願や、US明細書などのチェックに、FUGOを活用し易くなったのではと思います。

主な更新内容は以下の通りです。

  • [0001] の形式で記載された段落番号に対応
    • 従来、【0001】の形式のみに対応
    • PCT出願のように、和文明細書でも[0001]の形式を用いる場合に対応
    • 英文明細書の場合でも、段落番号単位でチェックできるように
  • 符号の検出精度の改善
    • 従来、英文明細書では、数字のみからなる符号のみ対応
    • アルファベット大文字のみからなる符号などを抽出できるように
  • 明細書中の単語の出現頻度をチェック可能に
    • 英文明細書中に含まれる単語・語句を一覧できるように
なお、現在(Ver.2.4.71)の実装機能は以下の通りです。
表中、"○"は現在実装済みの機能、"upcoming"は実装予定の機能、"-"は実装予定のない機能です。

和文明細書英文明細書
符号表の作成
符号の名称の重複チェック
 符号の記載漏れチェック-
誤記チェックupcoming
表記の揺らぎチェックupcoming
請求項の解析upcoming
請求項の記載(前記)チェックupcoming
 発明の名称との整合性チェックupcoming
 クレームツリーの生成upcomingupcoming
 マルチ/マルチマルチクレームのチェックupcomingupcoming
単語の出現頻度チェック
段落単位でのワード検索
Plugin機能upcoming
 サポート要件のチェックupcoming
 段落番号・請求項番号のチェックupcoming
 図面番号、記載のチェック-
 要約書のチェック-
 特許請求の範囲における符号表upcoming
 従来技術における符号表-
 【】項目のリスト-
 全文表示 (小ウィンドウでの表示)-

次期 Ver.2.5系列では、主に、英文明細書のチェック機能を強化していく予定です。

もし、優先して実装してほしい機能などございましたら、本blogのコメント欄(要Googleアカウント)または問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。